ユキノシタ2016.5.15撮影

ユキノシタ科の多年草です。
半日蔭を好み、耐寒性もあり、石の隙間の僅かな土を捉えて、どんどん広がります。
更に、葉は、てんぷらや和え物などで食べられる・・・というところに惚れ、
実家の母に苗を貰ってきました。かれこれ20余年前・・・割とほったらかしですが、
毎年4月には、てんぷらを楽しんでいます。

葉は、そらまめのような腎形をしており、肉厚で、表面には細かい毛が密集しています。
葉脈に沿って白い筋が入り、美しく感じます。
5月に入ると、白い小さな、特徴的な形をした花を咲かせます。
何処となく“大”の字に似ていますね。
山野草の大文字草や、ジンジ草と同じ形(・・・属している科も同じユキノシタ科です)です。

5.24撮影

漢字の「大」の字に似ていますね。
4.4撮影

赤紫色の細いヒモの様なもの
走出枝?ランナーと呼びますが、
地に降り立ちそこに根付きます

強健でありながら、それほど自己主張が無く周りの雰囲気を壊さない・・・
趣のある葉は密生しますが決して煩くなく、花も愛らしい・・・
日本庭園の下草に重宝される草花だということでした。

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